2050年問題について!
世界規模での災害も予測されます。。
或るものが買えなくなる。。
今月上旬ですが、約20年ぶりに母方の生家(当方の実家)に挨拶のため伺ったのですが、事実上の少子高齢化社会の問題に触れました。
広い敷地に高齢男性が独居しておりますが、人生100年と言えど不死身ではないので、正直心配しております。
また掲載したブログで記載した内容の中で、『中国』は、2050年には『約5億人が高齢者』は、弊社亀戸店のご近所さんも閲覧されて、ご来店されました。。。
益々長寿社会になると予想されますが、65歳からは『高齢者』になります。
現在2024年、26年後の2050年は、色々な問題が予想されます。
その中でも、幾つかの問題を分析したいと思います。
1,コーヒーの2050年問題
地球温暖化の気候変動により、コーヒーの栽培に適した地域が半減して、コーヒーの供給が難しくなるデータが出ております。
コーヒー豆生産量の約60%は『アラビカ種』の栽培に適した地域が減少して、その栽培をして生計を立てている約1億2,500万人の人々の生活に甚大な影響が出るという問題です。
日本でも、喫茶店に行けば飲めるとか、自動販売機や各店舗でコーヒーを自由に買えなくなると思うと、非常に困る問題です。
2,日本の少子高齢化問題
2050年には、日本の総人口は約1億人まで減少すると推計されております。
生産年齢人口(15歳~64歳)は、5,275万人まで減少する見込みです。
その反面、高齢化率は現在の20%から40%へと高まる見込みとのデータが有ります。
少子高齢化も、20%といっても、働ける世代が高齢者の年金や社会保障費を補助しているもので、現役世代にとっても将来来るべき、2050年問題(高齢化社会)は、どう解決すべきか
日本の問題だけではなく、国際問題に発展し、ASEAN諸国でも、少子高齢化社会が来ると予測されております。
世界人口(地球の総人口)が、どこまで増減するかは計り知れないものですが、世界的な高齢化社会になるのでしょう。。。
3,地球温暖化による平均気温の上昇問題
地球規模、世界全体で2050年までに、温室効果ガスの排出量を実質ゼロに出来なかった場合、更なる平均気温の上昇が懸念されます。
地球の平均気温が上昇し続けると、如何様になるのでしょうか。
まずは、異常気象により干ばつ、洪水などが起きる可能性が高くなります。
特に、熱帯は干ばつと洪水の規模が大きく、深刻な食糧難の地域が増えます。
現在、ロシアがウクライナへ進行して小麦等の穀物の流通が滞っており、発展途上国を筆頭に農産物を生産できない国は、深刻な問題となります。
日本は、戦後から農地を縮小する減反政策で、昭和から平成令和に入ってから、より農地が大減少しているとの事です。
因みに、農地は一度荒れ果てると回復できないものです。
当方の見立てとして、都会から過疎地域に移住される方が、農業を積極的にできるとは思いません。
その理由は、費用対効果の問題で、大変な重労働の割にお金にならないことです。
1年中、農地から同じ植物が育つことも不可能であるため、夏から秋にコメを収穫し、冬場から春先に季節野菜を育てるのは、とても体力的な面や、その生産されお金にするまでが大変です。
農家が厳しいので、地域の農協(JA)等も統廃合が進んでおります。
農家になるにも、技術的な面より資金的な面も強ち見落とすことが出来ない問題になります。
4,海面の上昇による問題
地球規模でいえば、この問題が最大級の問題になります。
国ベースでいえば、太平洋でリゾート地でもある『ツバル』は深刻です。
この国は、平均海抜が3m以下であるため、年々水位が上がり、領土が水没しているのです。
日本も、3m水位が上がると、水没自体は護岸工事で幾らか守られていますが、一番怖いのは、年初の能登半島での震災や、東北中心の東日本大震災のように、海からの津波や、台風等の接近上陸に伴う高波が、危険であると思います。
如何にせよ、海面が上がると同時に、海水温も上がるということになります。
地球温暖化は、人類が通俗的な生活を長期間続けていた結果でしょうか。
以前、南の島に旅行に行った時期もありますが、年々、水位も上がることも含め、記念撮影した風景も変わる可能性も否定できないかもしれません。
国際連合大学のカリキュラムでも、世界的に洪水の被害が深刻と警鐘を鳴らしております。
恐ろしいことに、2004年の2倍にあたる20億人が大洪水の危険にさらされると言った報告があるのです。
2050年は、あと26年ですが、毎年温暖化の影響の猛暑もあるので、それまで世の中がどう変わるか気になります。
此れからの26年、世界規模で対策する必要があると思いますが、戦争のない世界であってほしいと思います。
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