住宅ローンの相談について
金利が上がれば、月々の節約を要します。。
借換えは返済軽減のため!
季節も秋になったような気がしますが、昨日は気温が25℃以上もあり、まだまだ秋の装いには早いような陽気です。
巷は、衆議院も解散ましたので定休日の24日に、不在者投票してまいりました。
今回のブログの内容は、季節も選挙も全く関係ない『住宅ローンの見直し』について考察したいと思います。
勿論、新規で住宅ローンを借り入れされる方にも提案になりますが、今まで住宅ローンを借り換えするには、幾つかの条件や金利を比較して借り換えすべきか、将又そのままで行くべきかの分かれ道が御座います。
1,借換えのメリットのある方
住宅ローンの金利は、その時々の経済環境に応じて随時見直されています。
そのために、タイミングによってはご返済されている最中の住宅ローンより有利なローンが取り扱いされていることが多いものです。
住宅ローンの借り換えとは
条件の有利な住宅ローンを新たに借りて
現在返済中の住宅ローンを一括返済することです。
『金利の低い住宅ローン』に借り換えることで、『月々の返済額を抑える』ことばかりか、『返済総額を少なくする』こともできます。
2,借換えの目安について
まず、住宅ローンの借換えには、諸費用が必要となります。
①金融機関の保証会社の『保証料』
②金融機関の『手数料』
③金融機関の借入時の『印紙税』
④再度登記される時の『登録免許税』
⑤司法書士に支払う『手数料』
①~⑤の費用負担しても、借換えのメリットが有るのは幾つかの条件が有ります。
❶住宅ローンの残債が1,000万円以上あること
❷返済期間が10年以上残っていること
❸1%以上の金利が低い住宅ローンに借り換え出来ること
❶❷❸の条件を満たしている方には、借換えが大きなメリットになります。
※まずは、金融機関にご相談されることが重要です。
3,借換えできないケースもあります!
ここは一番重要な項目になりますが、一つ一つ答えていきたいと思います。
尚、50歳を過ぎると借換えの審査に通りづらく、退職金・勤務先の状況の確認もあり、なるべく30歳から40歳代での借換えを推進致します。
①持病がある方
持病があって『団体信用生命保険』に加入できない場合
②滞納歴がある方
ここは最重要なんですが、今まで住宅ローン含めてカードやキャッシュレス等の滞納(遅延)が有る場合
③ほかのローンを含めて返済率が超過した場合
④担保割れしている場合
住宅の価値より、住宅ローンの残債が多い場合
⑤登記簿面積の確認
登記簿上の床面積が50㎡未満の場合、借換えの対象外になる場合があります。
特に、延床面積に対して区分マンションの場合、専有面積より大きく減る場合もあるので注意が必要ですが、購入時に登記された面積を確認する必要があります。
4,借換えには信用力が重要
借換えと言えども、新規の申し込みと同様に審査にかけられます。
審査基準は、返済率がポイントで基準をオーバーしないように、マイホームローンの他に、『自動車・教育・そのほかのローン』が有る場合、転職等で収入が下がったり、期間が短い場合、審査にかけた場合デメリットが御座います。
以上が、凡その住宅ローンの借換えに伴う、最小限のご説明となります。
20年以上前であると、当時の住宅金融公庫にて『ステップ返済(ゆとりローン)』の借換えは、必然的なものであると言えます。
金利が2%を超える方には、特に当方にご相談頂ければ、柔軟にご対応させて頂きます。
関連した記事を読む
- 2024/11/19
- 2024/11/16
- 2024/11/09
- 2024/11/04