『住宅ローンの返済』の悩み!?
月々5万円!負担軽減は本当にできるのか!?
住宅ローンは楽に返済するのがベスト!
6月に入り、例年より暑く感じるようになりました。
最近、借地権に関する悩んでいる方が増えて、ご相談が多くなったような気がします。
分かりやすく言えば、『借地権』は購入する時は『買主に対しての責務・費用負担』があまり無いのです。
問題になるのは、借地権を地主に返す際と、転売(第三者に引き渡し)する際にゴタゴタに巻き込まれるもので、そういった悩み相談が続いています。
今回の議題は『借地権』では無いのですが、『住宅ローン』について沢山のご相談が有りましたので、優先的にブログにて掲載したいと思います。
『住宅ローン』と言えば、『手付金』といった『頭金』は幾ら等、お客様によく聞かれます。
不動産業者担当は必ず
貯金額はどのくらい有りますか!?
不動産購入費用にいくら位をお考えですか!?
といった質問をいたします。
生活費・趣味等にお金がかかる手前、そんなには多く出せない方も多々いらっしゃいます。
ある本で『頭金を減らしたほうが得をする』といったタイトルを見たことが有ります。
私自身も、住宅購入当時は不動産会社の営業マンより、自己資金はどのくらい!?貯金額はどのくらい!?
と色々と質問された記憶が有ります。
当時は購入意欲満々でしたので、正直に回答して今のマンションを購入したのですが
20年以上前の一般論は『頭金を最大限いれるべき』とかの不動産情報誌や各不動産関係の営業マンがお客様に対して営業しておりました。
確かに、頭金を多めに入れれば借入額が減り、借入に対して利息を少なからず払うことになり、購入金額が高ければ、完済までの支払額が多くなります。
知り合いのFP(ファイナンシャルプランナー)の助言では、将来(産休・育休・時短勤務など)で収入が下がることも踏まえてライフプランを考えることも重要とのことです。
よく、繰上げ返済して住宅ローンを楽にしたいと考えるのですが、当方も購入時はその筋書きを描いてましたが、前にもブログで記載しましたが、金利が上がれば、一番金利の安定または低金利の金融機関にて借換しております。
不動産を購入する際は、少しでも得になるよう資金計画と、その後の借換等を熟知するアドバイザーを知っておくのも得策だと思います。
不動産の仕事をしていても、一過性(購入時)は安定商品を薦めていても、その後の金融業界や世界情勢について知るよしも無いので、難しいものです。
※頭金を減らして得する方法
住宅ローンの繰上げ返済する際に『返済額軽減型』という方法が有ります。
分かりやすく説明すると、借入されている期間内で、月々の支払いを下げる方法です。
その他に『期間短縮型』という方法は、繰り上げ返済する際に、月々の返済額を下げずに借入期間の前倒し(短縮)する方法があり、月々の支払いは変わらなくても、完済が幾らか早くなる方法です。
そういう私は、2回ほど住宅ローンの借換をしています。
当初は、旧住宅金融公庫にて借入返済しており、金利が高いので、信用組合にて借換しましたが、少しでも月々の返済を楽にするため、昨年、信用金庫にて2度目の借換をしました。
金銭的に説明したほうが分かりやすいと思いますので
当初借入金融機関・住宅金融公庫
借入金額・3000万円
借入期間・35年
借入金利・4%(当初は2.3%)
月々の返済金額/132,832円
1回目の借換えの金融機関・地場の信用組合
借換金額・2000万円
借入期間・20年
借入金利・2.2%
月々の返済金額/103,081円
2回目の借換えの金融機関・地場の信用金庫
借入金額・1400万円
借入期間・15年
借入金利・0.825%(当初5年間固定金利)利用
月々の返済金額/82,716円
見比べて見るとお解りですが、当初の月々返済金額より約50,000円程度軽減されました。
当初の返済計画では、正直なところ返済自体が困窮していき、自宅を売却することになっていたと思います。
住宅ローンの期間は、35年と長い期間ですので、ローン完済までどれだけ支払いを軽減し、生活を楽にすることも考えていく必要も有ります。
ちなみに、自分の場合は、実質40年ローンになりますが、返済の方は楽になってはいます。
住宅ローンは無理せず、色々と考えていくのも良いと思います。
住宅ローンを上手く活用して頂ければと思います。
関連した記事を読む
- 2024/10/04
- 2024/10/01
- 2024/09/28
- 2024/09/24