民事事件!?刑事事件!?
日本と海外の法律は違うんですね。。
トラブル解決にはやはり。。
季節も5月に入り、何だか梅雨入りしたような天気が続いています。
私は、現在新店舗申請している『亀戸店』に常駐しているのですが、『亀戸中央通り商店街』の活気は異次元のような感じです。
何が異次元と言えるのは、朝から深夜まで人通りが多いことです。
色々な人種、はたまた夕方からは『夜の街』に変わるんですね。
弊社が開設する場所は『まさに住宅街』に位置しているので、書き記した雰囲気とは全く異なるのです。
そんな中で、日常のブログより持ちネタであります得意分野でのブログのほうが好んでいます。
1,外国人だから『日本の法律』知りませんは如何なものでしょうか!?
相談例)海外からの留学生の友人が、『母国はマリファナが合法なんですが、日本ではどうなんでしょうか!?』とか言われたとのことで、知らずに入国の際に持ち込んだらどうなるのでしょうか!?
こういった問題は、日本の法律学者の間でも難題とされており、人は『悪意がある認識』が有れば、初めて罰せられるのですが、そういう認識・意識が無くて罰せられるのかという問題が有ります。
現在、日本の刑法学者・識者の多くは中間の考え方を取っているので、『知らなかった』だけでは冤罪には出来ませんが、『知らないのも仕方ない』と理由があれば犯罪は成立しないという考え方のもなるのです。。。
ローマ法の格言で『法の不知は許さず』が有りますが、いちいち『知らなかった』といった言い訳を聞いているだけでは、取り締まりも出来ないものです。
法律を知らなくても、よほど特殊事情がない限り、冤罪はないと思います。
最近、東南アジア・中南米・中東地域からの日本に入国した方の凶悪事件のニュースも目につく時代と成りましたが、これからどうなるのか心配に成ります。。。
2,民事事件と刑事事件ってどう違うのか!?
最近、雑談でよく質問される内容です。
当方は法的に其処まで詳しくは無いのですが、質問されて知らないって性分なのか、調べて見たいと思います。
トラブルを解決する手段で『裁判』が有ります。
昔から『御免で済めば警察はいらない』という言葉を聞きますが、其処が問題で『警察に言えば問題が解決』することは無いものです。
事件は『刑事事件』と『民事事件』という感じで、分かれております。
『刑事事件』は、罪を犯した人間を国が裁くもので、犯罪に巻き込まれて警察に被害届けを申し立てれば、解決に向けて捜査し、その結果容疑者が犯罪を起こした疑いが強いと判断されれば『検察官』がその容疑者を起訴、『刑事裁判』にかけられます。
審理の結果、『被告人が有罪』だということで有れば、被告人には『刑が下され』執行猶予がつかない実刑なら、社会から隔離されて暮らすことになります。
かたや『民事事件』は法律に則り、国家権力を行使しトラブルを解決するもので、誰でも利用できる制度です。
訴えた側を『原告』訴えられた側を『被告』と呼びますが、『民事事件』は警察は取り扱わない『警察の民事不介入』と言います。
例えば、友人に金銭を貸したのに返して貰えない、こういったケースでは『警察に相談』しても警察官は相手にしません。
理由は『民事事件』であるがゆえ仕方ないものです。
こういう場合は『民事裁判』を起こして、裁判に勝てば裁判所によって『お金を返せ』『慰謝料を払え』という判決が出ます。
相手がこれに従わない場合、『強制執行』をかけて相手の財産から回収することになります。
『民事事件』は、精神的な被害や苦痛を『賠償金・慰謝料』というお金に換算して判決を出しますが、悔しいから土下座を要請しても、それは認められません。
法律は膨大な量が有りますので、個々の判断つかないことが多いものです。
今回のブログは、一般的な質問の回答になりますが、次回ブログは『賃貸でのトラブル』について考察したいと思います。
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