ペアローンについてご存知ですか!?
返済に困ることについて、事前に確認するのが最良です。
合算での住宅ローンは、将来設計(計画)が必要不可欠です!
近年、不動産価格が下がらず住宅ローンをどのくらい組めるのか、不動産会社や金融機関も担当者にご相談されてる方も多いと思います。
当方は、金融庁認可の住宅ローンアドバイザーを取得しております。
解りやすく言えば、不動産を売買する際に購入社様の台所事情を、相互確認する必要があり今回のブログでご説明させて頂きます。
一般的に『ネット銀行』『大手銀行』が、御夫婦で住宅ローンを借入する際『ペアローン』の開拓に注力されており、近年、PayPay銀行・りそな銀行は2024年に加入者が死亡または癌などで返済が苦しくなった場合に、配偶者のローンについて残高をゼロにする団体信用生命保険(通称・団信)を導入されております。
この商品は、通常の団信より金利が上乗せになり、増加しております御夫婦の共稼ぎ世代をターゲットにした金融商品となります。
それを語る私は、無理のない単独での住宅ローンを契約しておりますが、当初は『ゆとり返済』と呼ばれた『ステップ返済』を利用しており、過去2回ローンの借換えをしております。
①そもそもペアローンとは!?
ペアローンは1軒の住宅購入する際に、単独(世帯一人)の住宅ローンではなく、夫婦それぞれがローンを組むことで『借入額を増やす』仕組みになります。
夫婦がお互いに、相手の連帯保証人になる場合が多く、都心部の住宅価格が高騰している中、単独では住宅ローンが無理と判断された場合、御夫婦でのペアローンをご契約される世帯が増えております。
この金融商品の注意点ですが、従来の団信では御夫婦の何れかが死去・重病で返済が困難になる際に、保険の適用されるのが記載の当事者のみでした。
※この場合、配偶者に対して取り扱いしております住宅ローンは残り、配偶者に重くのしかかることになり、子育ても含め、生活水準を下げても支払いが厳しくなることが実情または想定されます。
②新たに提案されるペアローン
新聞によりますと、PayPay銀行は6月、ペアローン向けの団信として商品開発した『世帯主の死亡・重病』で配偶者の残債(住ローンの残高)をゼロにする保険の提供を開始するようです。
この団信の提供は、日本の金融機関では初の試みで『カーデイㇷ生命保険』と組み、通常の団信より金利は上乗せになるようですが、配偶者のリスクをカバーでき金融商品の需要を取り組む方針とのことです。
※癌以外の病因として就労不能の状態が12ヶ月続くと借入残高が免除されるとのことです。
③ほかの金融機関は!?
りそな銀行・埼玉りそな銀行も、10月から癌と診断された際、『本人と配偶者』が抱える住宅ローンの残高をゼロにするペアローン向けの団信が提供されるとの事です。
夫婦何れかが死亡・癌になった場合、ローン返済が窮する場合や、住宅価格が高騰している現在(コレからも!?)高額借入した場合の対応するべく、第一生命保険も同様の保険商品を開発し銀行に提案されるようです。
ペアローンは、20歳代~30歳代の方々の間に利用されており、40歳代以上の方々と比べると、割合が大きくなっております。
借入金額が増えてますが、住宅ローン市場全体は正直伸び悩みになります。
フラット35をメインにしております『住宅金融支援機構』によると、21世紀の国内銀行の住宅ローン新規貸出額は大きな変化はないとのことです。
ネット銀行の参入で、益々競争が加熱しそのシノギを削る中、その需要に沿う住宅ローンの商品を取り揃える必要が出てくると思われます。
あるサイトでは、『ネット銀行』は金利の引き下げで金融業界での競争を激化してきましたが、今後は『保証内容』でも差別化を図る流れになると思います。
④高騰している現在は!?
生活基盤になっている住宅を担保に取っている『住宅ローン』は金融機関にとって優良な融資先であると共に、住宅価格が高騰する中、ローンの延滞比率が上昇する事態になります。。
住宅ローン返済リスクとして、金利の上昇局面での延滞増加が挙げられます。
購入される方々は『購入価格』『借入金利』『死亡時・重病に対する保障』
上記3点をよくご理解頂き、ご相談頂ければと思います。
現在は『マイナス金利』と言われておりますが、日本銀行では近い将来金利を引き上げも予測されます。
現在のことしか口に出来ませんが、何でもお気軽にご相談下さい。
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