現在の不動産市場について
35年ぶりに株価が回復しましたが、経済について考察しました。
不動産の購入・売却時期のタイミングについて
日経平均株価が、1989年12月29日12月29日の御用納めにつけた株価を、先日35年ぶりに最高値を更新しました。
今から35年前の出来事ですが、当時私は証券会社を相手に営業をしていたので、鮮明に覚えております。
当時は、遊ぶ時間が全く無く、一週間通して早朝深夜まで働いていたのを記憶しております。
あれから35年間は、長い間日本経済は下降気味であり、その中で世界的・日本国内の環境は大きく変貌したと感じ取れます。
一番変わったことは、当時は昭和から平成に変わり、昭和の戦後経済を盛り上げていた方々が多数存在していたという事でしょう。
戦後経済は、先の太平洋戦争後に日本が、ゼロからのスタートにて今現在、年齢的に90歳代以上の方が賢明に働いて復興されたと思います。
高度成長期は、日本は敗戦国で有りましたが、自国で開発し商品作りをして世界中に広めていく先駆的な国であったと思います。
経済は、自分一人では無力ですが、国中の人々が力を合わせて働いて国力がつき、高度成長できたのでしょう。
いざなぎ景気、オイルショック、その後のバブル経済、その後の失われた20年と、現在が有るのは浮き沈みの激しい時勢であると思います。
私は経済学者では有りませんが、此れからはその浮き沈みが何が原因であるのかを考えることが重要であると思います。
当方は、不動産業を生業としているので、不動産価格・金融機関の金利等の最低限の情報は逐次確認しております。
1月から3月までの間は、進学・転勤・就職にて賃貸物件を探している方々が多く見られます。
賃料が高くなる理由は、建築コストの高騰、一極集中する人気エリアの供給の減少、その他色々な条件が重なり賃料も下がらないのも現実です。
不動産(土地・建物・マンション)等の住宅事情も、かつて無いくらいの高騰ぶりです。
そこで当方は、現在市場の動向をより注意深く見ております。
高齢化社会も実に問題が大きく、ご高齢の方の意見を確認した所、高齢化した夫婦の生活環境はとても大変なものです。
高齢化に伴い、配偶者の死去、認知症の発症や高齢に伴う持病の悪化にて独自(一人で)生活できない方々も本当に増えてきたように思います。
35年前は、インターネットは普及されていない時代でしたが、上記の方々は家族が懸命に支えていたのですが、現在は、実子・親族の方が不動産処分することが熟慮・難題でも有りますが、ご相談にて容易でもあると思います。
但し、売却査定サイトも溢れている状況で、その前のご相談ができないことが以前とは大きく異なると思います。
確かに、不動産価格が高騰した現在は、売却するには好機であります。
弊社は、東京近郊だけではなく、日本国内のお困りの不動産売却の相談を受けており対応しております。
歴史は繰り返し、現在高騰している不動産価格も何れは徐々に値下がりする時期も到来するでしょう。
ここで問題を回避するには、色々な策を知っていることが重要です。
20年前にご購入された方の不動産価値が3倍になられた方にもお会いしましたが、不動産の購入・売却のタイミング時期を熟知するのも良いことであると思います。
家族構成に合わせた物件(賃貸・売買)をご相談できればと思います。
関連した記事を読む
- 2024/11/21
- 2024/11/19
- 2024/11/16
- 2024/11/09