令和6年4月から相続登記が義務化!
令和6年4月から不動産の相続登記が義務化されます♪
相続登記 きちんとしないと後々大変なことになる可能性が・・・
相続が発生してから3年以内に相続登記を行うことが令和6年4月より正式に義務化
されました。当方も業務上知りうる立場にあるのでよく相続登記未了となっている
不動産をそこかしこで遭遇します。
実際に売却する際に売主に相続登記を同時に行って頂き売却することはよくあることで
はあります。
ただこれは相続人がはっきりとしていることが前提であって、日本全国にはなんと約4.1万km2(東京ドームで約87万個分)日本全国の土地自体が約38万km2(37万8000㎞2)と比較すると約10%弱もの大きさになるんですね。
九州が約36万7500Km2なので既に所有者不明土地が九州より大きいことになります。
これはもう大変な国家的な損失につながることでもありようやく「相続登記を
義務化」によって少しでも食い止める!ようにしているのかと。
それでも肌感覚としては、面倒だから相続登記しない お金かかるし・・・
とか、相続人の間でトラブル もめごとがあり(発生する可能性があり)そもそも
相続登記自体の手続きができない等々いろいろと理由があってしていない・
相続登記をしていないケースが結構な数、あります。
また相続登記をしても、すぐに二次相続(配偶者が立て続けに亡くなったり)
はたまた三次相続が発生し、相続人があちこちにばらばらとなってしまい、当事者自体も
把握していなかったりすることがあってそのまま放置されてしまう。。。
こういったことが日本全国に起こっているんですね。
あとは相続登記だけしてそのまま放置せざるを得ない状況になる・・・
売却も賃貸もできず固定資産税等の支払いだけが残る・・・
要は「共有」で不動産を所有することに問題の一つがあるようにも思えますが
これは仕方のないことで、相続人同士意思統一を平時からやっておくことが大事ですね。
要するに「相続対策の一環として」普段から 終活 として、
不動産・預貯金・株式などの財産目録を作成して、さらに相続人がだれになるのか
また「遺言書」など元気なうちに準備しておくといいですね♪
ただなかなか誰しも自分が(会社含)死ぬことを想定したくはないですよね
自分もそうです。。。でもその後に残される人たちのこともこの機会に考えてみることも
いいことなので、●●年後に死ぬことを想定して今から準備していこうと思いました。
それにしても 「相続登記を義務」としても しなかった場合の罰則が
なんと 10万以下の過料とのこと
これでは甘い 甘すぎますね♪ もっと厳しくしないと国民のためにもならない
ですよね。なんだかいろいろ他の法律で所有者不明土地は収用されるんでしょうか?
まあこれはこれで個人的には結構なことかと。
権利の上に胡坐をかいていてはいけないよ との古人の戒めにもあるとおり。
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