蕎麦屋の謎!江戸町人のファストフード
今も昔も江戸庶民のソウルフード 蕎麦 そば ソバ
奥深い「蕎麦の世界」へようこそ♪
蕎麦屋の謎
昼食のつもりで蕎麦屋に入ったら出てくるのがあまりにも遅すぎて夕食になった・・
どこかで一度は聞いたことのあるような話ですね♪
私「もう注文してから1時間は経つけど・・・まだですか?」
店主(蕎麦屋の出前)「いま持って行こうとしてるところだよ!」笑 笑
私の近所にも大げさでなく注文してから1時間近くかかる店があります。
待ちきれないのでとりあえずビールを頼む 飲み終わって次にハイボール・・
またその次にハイボール そのあいだにつまみを食べると今度は日本酒が欲しくなり
・・・ようやく蕎麦が出てくるころにはすっかり酔ってしまう・・・・・
蕎麦の味は格別なのだが―。
早くて手軽な食べ物という一方で、こういう店もあるのが蕎麦屋の奥深さ!
東京南青山で蕎麦打ち体験講座や通信の蕎麦鑑定士養成講座など開催中。
江戸の夜蕎麦の再現屋台は江戸東京博物館の常設展にて展示中です。
手軽にサッと食べられるのが忙しい町人に好まれたでしょう。
だが実際のところは「安かろう 悪かろう まずかろう」だったといいいます。
また さほど美味しくはなく器も汚かったらしく 蕎麦屋自身が 自分の店の
蕎麦なんてとても食べられないよ~なんて話もあったくらいといいます 笑
「ニ八蕎麦」の意味は?由来は?
これが実は何の意味なのかよく分からないんですね~ 諸説ありますが。
今は、つなぎが二で、蕎麦粉が八の「ニ八蕎麦」だが、二かける八で十六文と
蕎麦の値段との説もあります。また二八さんという蕎麦打ち名人の名前だったん
ではないか?との説も。
蕎麦自体にも謎が多い。例えば新蕎麦。新鮮だからいいのでは?と思いがち
だが、一般的に行われている蕎麦の作り方ならそばの実を数カ月置いて冬の
寒さにあてた方がおいしくなるそうです。
江戸時代は冷蔵技術がなく夏は蕎麦が劣化したので秋の新蕎麦が旨いとされていた
とのこと。もっとも今と昔では蕎麦粉自体も違う。新蕎麦は本来もっと濃厚で
力強いもの。むせ返るような芳醇なにおいとのこと♪またもっと不思議なのが
手打ちの方が美味しく機械打ちはあまり美味しくないと想いがちですが、実際は
そんなことはなく下手な手打ちよりも機械打ちでも美味しくできるそうです♪
それにしても「蕎麦の世界は奥深いですね~~~」さて今宵も
近所の蕎麦屋さんへ行くとしましょうか♪
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