建設業界にウッドショック到来!!!No1
建設業界でさらなる「資材不足・・・」特に木材が・・・・
ウッドショックとは、、海外で木材需要が急増し日本で不足したり価格が高騰したりする緊急事態のこと
新築工事の中断や着工が遅れ先延ばしにされるなど、影響は各方面に広がっている。
1990年代以降、●●●ショックは今回で3回目。6月上旬、国土交通省住宅局と
全国建設労働組合総連合(全建総連)が共同で行ったオンラインのヒアリングで、
建設関係者の悲痛な声が上がったとのこと。
「土台の部材が入ってこない。住宅の基礎ができあがった状態で工事が止まっている。」
「木材の調達が困難なため、直近1ヶ月で契約が何件かキャンセルになった。」
外国産材は木造住宅の土台や梁などで使用され請負契約後に起きた木材価格の
上昇分を工務店側が負担するケースも既に出てきていると聞きます。
大工や左官など建設従事者約62万7000人(2020年9月末時点)が加盟する全建総連
担当役員は「外国産材は価格が安くて強度の面でも使用しやすいため、また比較的
仕入れもし易く工務店にとってなくてはならないものになっていた・・・」。
今回のウッドショックの最大の原因はアメリカで住宅ローンの低金利が継続し
住宅建設が急増したことが要因とのこと。
そこにさらなる追い打ちで木材を輸出するコンテナもコロナ禍で港湾作業員が減少し
アメリカで動きが止まってしまったことが拍車をかけた。
そこですぐ近くの超大国 中国 でも経済回復に伴う木材需要が増加したことも
要因となった。
農林水産省の木材流通統計調査によると、住宅の柱などで使用される国産のスギ中丸太
の5月の価格は1㎥あたり15500円で前年同月から29.2%上昇しているという。
今日もある業者の営業マンと話をしていましたら、木材含み建築資材は約12~
ものによっては約20%も上昇しているとのことで今後が気になるところですし、
建設業関連に従事する人(購入者含め)は死活問題になりかねないことと思います。
今後の動向に注視していこうと思います ☛ ウッドショックNo2に続く
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