土地相続登記 義務化へ
ようやく所有者不明土地問題に解決の糸口が!
民法と不動産登記法の改正に向け・・・!
相続登記の義務化や条件付きで国有地化する制度の創設が柱になるとのこと。
民法などの改正要綱のポイント
1、土地取得を知ってから3年以内の登記申請を義務化。
怠れば10万円以下の過料
☞ 軽い感じがするのは私だけでしょうか これでは意味が薄れるかと・・
2、名義人の氏名や住所変更から2年以内の登記申請を義務化。
怠れば5万円以下の過料
☞ これも同じくもう少し厳しくするべきかと
3、相続した土地を放棄して国有化させる制度を創設。
但し、権利関係に争いがないことや土壌汚染がないことなどを前提に
法務局が認めれば10年分の土地管理費に相当する金額を納付することで
所有権を放棄することができるとのこと。
☞ これはあまり利用されそうもないですね~ そもそも面倒なことに
かかわりたくないから登記をそのままにしたりするわけですからね
そんなにきっちりとできるのであれば放棄する必要がないと思いますが
4、裁判所が所有者不明土地の管理人を選任する制度を創設。
☞所有者に代わり管理や売却自体を裁判所が実施可能となるということ
人口減少や高齢化を背景に所有者不明土地は拡大を続けているとのことで、
法務省・国土交通省の調査によると全国の土地の約20%が所有者不明土地と
の恐ろしい調査結果がでている。民間の研究会が2017年に公表した報告書による
と九州より広い約410万ヘクタールに上ったとのこと。
2040年には約720万ヘクタールまで増加すると予測されているらしいですね~
所有者が特定できないため用地買収が滞ったり急斜面等の土地崩落防止対策が
できなかったり、災害対策としての用地買収が進まなかったり、災害からの
復興に支障がでたりまた身近なことでは不法投棄されたごみであふれた所有者
不明土地家屋の放置による問題などなど いろいろと 問題があるため、
所有者不明土地家屋問題はどんどん解決していかなくてはいけないことなんですね~
単に面倒だからとか、費用がかかるから等々で相続登記をしないことは
ある意味「社会的な罪」にも匹敵する?!?!?ことかもしれません。
多くの方が経験することであろう「相続」
これを機会に少しでも知っておきましょう!社会的にも個人的にも義務・氏名かも
しれませんからね!
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