『安全運転』をするには?
『運転特性』について熟知するのがとても重要です
安全運転は年齢に応じてご注意下さい!
自動車の免許を保有していると、数々の問題を抱えるもので意外と分からない点が有ります。
事故や違反をおこした時に反省する点なのですが、自動車等の運転する際『国家免許』であることを忘れがちです。
取得し易いだけに、取締りも厳しく年齢や、乗車経験や性格・運転する際の心がけが重要になります。
当方は、不動産業者ですので、自動車と言えば日々使用することは無いのですが、地方に行けば『車社会』ですので、忘れがちな事項を考察したいと思います。
タイトルでも記載しましたが『安全運転』について考察となります。
年齢に応じた運転の特性について
安全運転をしようという気持ちがあっても、身体の機能低下にて運転に必要な情報が取れず、思いがけない結果を招くことが有ります。
道路交通には、高齢者や若年者など、年齢や運転経験が様々な運転特性を踏まえた運転を確認する必要が有ります。
①高齢者運転の一般的な特性は?
❶一般的な傾向は?
ニュース等で高齢者の関係する交通事故では、大半が歩行中に被害者になるケースでしたが、最近の傾向は自動車等の運転中に加害者となる事態が増えています。
高齢者の運転は、自らは安全運転を心がけていても、他人が客観的にみて安全運転いえないもので、その周囲の運転者は、事故を未然に防止できるような運転をする必要が有ります。
高齢者が事故を起こす一般的な原因として
(1)加齢を伴う認知機能の低下
(2)加齢(疾患)による視力(視野)障害の増加
(3)柔軟かつ瞬間的な判断力の低下
(4)反射神経が鈍くなりとっさの対応の遅れ
(5)過去の経験にとらわれる傾向等などが原因と考えられます。
❷高齢運転者に多い事故について
(1)出会い頭事故と追突事故、右折時の事故が多い
(2)買い物、訪問、通院などでの運転による事故が多い
(3)法令違反で、一時不停止、信号無視、安全運転義務違反が多い
❸高齢運転者に多い運転特性は?
(1)信号機や一時停止標識などを見落とすこと
(2)『相手が止まるであろう』という判断の甘さ
(3)相手を早く発見しても『判断ミス』での対応の遅れ
(4)速度を控えめでも『減速』のタイミングの遅れ
(5)遠くで相手を発見しても途中で相手を見逃してしまう
(6)危険に直面しても『アクセル』から足を離すのが遅れてしまう
(7)相手を発見しておきながら『ブレーキ』を踏まない
❹高齢運転者が運転する上での留意点について
(1)追突事故を防ぐには、車間距離を十分にとること、前をよく見て運転すること、運転中に考え事をしないこと、他の年齢層の運転者と同じ注意が必要になります。
(2)出会い頭の事故を防ぐには、車・人の動きなど多くの点に細心の注意が必要です。
(3)信号機のある交差点では、信号に従って停止、進行を確実に行うとともに信号の見落としをしないよう、信号の確認を確実に行うことが必要です。
(4)信号機のない交差点を通過する時、一時停止の標識がある場合、一時停止と安全確認を確実に実施し、一時停止の標識がない場合でも、一時停止や徐行をして安全確認を確実に励行するが重要です。
(5)交差点を通行する際、他の車両・人の動きに注意し、安全確認を十分に行い、進行することが必要です。
特に、右折時は対向直進の二輪車、自転車・歩行者との事故や、自転車の巻き込み事故に注意が必要になります。
(6)運転前に体調の確認を必ず行って、病気や服薬の状況によって運転を差し控えることが重要です。
(7)高齢運転者は一般的に、動態視力などの身体能力、複数への情報の判断力、的確さと速さが求められる運転操作能力の低下により、危険の発見や危惧への対処が遅れることが多くなるとされます。
(8)高齢運転者は、買い物や通院など、『近距離』の運転が多いので、平素から見通しがよく、交差点の少ない道路を選択するなど安全なルート選びをすること。
ここは重要ですが、いつも通る道であると安全と思い込みこまず、何時もと違う観点をもって、必ず自分の目で安全確認をすることが大切です。
(9)同乗者がいることで事故率を減少させることが出来るとされ、運転中の病気などでも対応できる場合もあるので、できるだけ同乗者を伴った運転が重要です。
インターネットや色々な情報でも、お聞きする内容を書き込みしておりますが、他にも観ていくといいと思われます。
現在まで、事故歴が一度でも有りますと、車の運転に対する適性等の検査もされると良いと思います。
②視力と加齢について?
❶視力について
(1)静止視力と動体視力
『静止視力』とは、止まっている物を止まった状態で見る場合の視力であり、『動体視力』とは、動きながら動いている物を見る場合の視力を言いますが、意外と認知されている方は少ないものです。
車を運転する時は、『動体視力』が重要であり、一般的に動体視力は静止視力よりも低下します。
動いている場合は、視線を注ぐ時間が短くなり、注意力が分散して見落としや見違いが生じしやすくなります。
スピードが速くなればなるほど、この傾向は大きくなり、運転による肉体的・精神的疲労も影響し、特に、加齢により視力は低下し、動体視力の低下は静止視力より低下の度合いが大きいと言われています。
(2)視野について
視野(周辺視野)は、両眼視で200度位と言われますが、車を運転している場合は、スピードが速くなればなるほど、明瞭にとらえにくい範囲が広がり、情報を取れる能力が下がり、当然ですが危険を予測する能力も落ちてしまいます。
特に、高齢になると動体視力の低下と相まって視野が、より狭くなります。
(3)明度の差(コントラスト)と視力について
目で見て物を判別するには、明るさとともにその対象物と周囲の明度の差(コントラスト)が重要な役割を占めています。
運転中は、明度の差の小さい物(例を挙げると、薄暮時の黒色の服装など)に出会う機会が多く、これを見分けることが出来るかどうかが重要になります。
高齢者は、若年者に比べて明度の差が小さい物を見分けるのが一層難しくなると言われています。
(4)順応と眩惑について
❶順応
順応とは、目が明るさや暗さに慣れることを言いますが、運転中、暗いトンネル等に入ったり、トンネルから明るい場所に出る場合が、これにあたります。
特に、高齢者は若年者に比べ順応が遅れるため暫くの間、見えにくくなる傾向が強いものです。
目が順応するまでは、速度を落とすなど十分注意して運転することが重要です。
❷眩惑
夜間、対向車の照明を直接目に受けると、眩しさのために一瞬、視力を失う状態になりますが、これを『眩惑』されると元の視力に回復されるまで、数秒かかり、高齢者の場合はこの眩惑状態に陥りやすく、前方が見えにくくなります。
❸蒸発現象
夜間、対向車の照明により、道路横断中の歩行者や自転車の姿が見えなくなる現象を、蒸発(グレア)現象と言います。
特に雨の日は、この現象が起きやすく、速度を落として運転することが重要です。
③反応と加齢について
❶動作の速さと正確さについて
(1)反射的反応動作
反射的な動作の速さをみる『単純反応時間(運転者が危険を感じてからブレーキを踏みブレーキが利き始めるまでの時間)』は、平均的にみて、年齢を重ねるごとに、僅かずつ長く傾向にあり、個人差が大きくなります。
また、情報をキャッチし判断し、運転操作する『選択反応時間』も加齢に従い遅くなります。
加齢に従って反応の安定性が低下することを自覚し、走りなれた道路や交通量の少ない道路を運転する場合でも、適度な緊張感をもって運転することが重要です。
(2)誤反応
情報をキャッチし、正確に選択判断を行い、意思決定し運転操作を行わなければ、安全運転にはなりません。
動作の正確さも、高齢者になると低下し、誤った反応(誤反応)の数は、30歳代に比べて60歳代では1.7倍、70歳以上では2.2倍に増加する統計が出ております。
④若年運転者の一般的特性について
若年運転者(16~24歳)は、身体の動き・運動神経・感覚機能などが優れているのに関わらず、交通事故を起こす確率が非常に効率になります。
❶一般的な傾向について
(1)攻撃的な運転態度!
若年運転者は、自分の判断や行動が常に正しいと思い込み、自分の行動の邪魔になるものに対して、それを退けようとする傾向が有ります。
また、他の車に追い越されると熱くなり、追い抜きしたり感情的な運転をする方が多く見受けられます。
(2)身勝手な運転態度!
若年運転者の中には、歩行者を邪魔者扱いしたり、横道から侵入する車両を無視したり、自分勝手な運転をする方が多いものです。
(3)衝動的な運転態度!
若年運転者には、交通の状況を冷静に確認・判断する前に、そそくさと車を走らせたり、信号待ちや目の前の遅い車にイライラしたり、いつの間にか速度超過したりする運転態度が多いものです。
(4)自己顕示的な運転態度!
若年運転者は、運転能力が十分ではないのに、人目を引きつけようとする運転をしがちで、自分では気づかず無意識に行うので非常に危険です。
(5)自己陶酔・自信過剰な運転態度!
若年運転者の中には、『速度に対しての快感』『急カーブで運転能力の限界』を試す危険な運転にひきつけられて、自分の実力と理性を混同する人もいるのです。
❷若年運転者に多い事故について
(1)スピードの出し過ぎによる事故
(2)自動二輪車や原動機付自転車による事故
(3)脇見運転による事故
(4)ヘルメットの付着用による事故
上記の事故は、夜間から早朝、曜日では土曜日・日曜日に多く発生しております。
❸若年運転者が運転する上の留意点について
(1)交通ルールを十分理解して交通法令を遵守した運転の実行
(2)脇見、速度、車間距離、信号無視、一時停止、追い越し等、事故に直結する違反は特に注意が必要です。
(3)大型車・普通車・二輪車・自転車等車両の特性を把握した運転は重要です。
(4)豪雨・強風・積雪等、自然環境に応じた適正な運転
(5)カーブ、見通しの悪い場所、通学路等環境に応じた運転
(6)身勝手な運転、攻撃的な運転、感情的な運転は特に危険です。
(7)飲酒した際の運転は、取り返しのつかないことになります。
以上が『年齢に応じた運転の特性』に関する内容を考察致しました。
10代で運転免許を取得して、60歳以上の年代とし、40年以上も無事故・無違反の方もいらっしゃいますが、正に表彰される方もいらっしゃいます。
自動車の性能・安全性も向上しましたが、安全運転を継続するには、今回のブログをご参照頂きたいと思います。
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